近計レポート
近計について知りたいアナタにお応えする、
『近計レポート』。
社員の目線で会社のアレコレを紹介します。
近計について知りたいアナタにお応えする、
『近計レポート』。
社員の目線で会社のアレコレを紹介します。
近計システムの本社は、大阪湾の「咲洲(さきしま)」に位置します。市庁舎や展示会場が立地し、工業団地や運輸・流通の大きな拠点を有する島の一角で、モノづくりに励んでいます。
2025年に行われる大阪万博の会場である「夢洲(ゆめしま)」が目と鼻の先です。
パート社員を含め、約200名の会社です。
SE、ソフトウェア/ハードウェア設計、組立・製造、検査、品質管理、営業、事務、社内SEなど、それぞれの役割をもって活躍しています。
※製品は、すべて本社で製造しています。
社名のとおり、当社は今や「システム提案ができる電子機器メーカー」です。仕事を通して電気・電子、ロボット・機械・制御、通信・ネットワークと多岐にわたる技術要素に精通します。
もちろん初めから全てに詳しい人はいないので、それぞれの意見を交わしながら時には新しい技術に挑戦し、お客さまの期待に一所懸命に応え続けてきました。
このたゆまぬ努力がお客さまの満足度を高め、地元関西から日本全国、海外へとビジネスフィールドを広げました。国内市場では、シェアだけでなく高いリピート率をも誇ります。
電気は生活になくてはならないエネルギーなので、電力設備や受電設備保全のためにさまざまな対策がなされています。それでも、例えば落雷や台風、地震といった自然災害、その他予期せぬ突発的な現象によって停電することがあります。その原因や場所を解析・特定するために必要なデータを記録・解析する装置が「自動オシログラフ」です。
絶え間ないデータ収集による解析は、再発防止や異常に対する影響軽減対策に大変有用で、当社の装置は精度も高いと評価されて全国で活躍しています。
当社の主力製品である「自動オシログラフ」は、ニッチな分野ながら専門性と高い技術力を必要とする装置です。丁寧に設計・製造することはもちろん、耐震・耐久性、ユーザビリティ、環境への配慮などさまざまな要素を考慮しなければなりません。
営業担当、SE、製造担当の試行錯誤の先にお客さまのニーズに合う機能を備えた製品が生まれます。開発から設計、製造、検査、出荷まですべて自社で行っていることも 当社の強みのひとつと言えるでしょう。
今日、企業では、特定の人のみ入室を許可する仕組みの強化が重要視されています。皆さんの学校にもタッチ開錠式の施設やゲートがあるかもしれません。
当社の入退室管理システムは、カード式や生体認証を採用しています。上場企業のオフィスゲートや空港の通用口に導入実績があり、なんと、映画のセットにも使用されました!
2020年のオリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博開催を控え、テロ対策の必要性も高まり、セキュリティシステムは今後も高いニーズが見込まれています。
地震大国・日本では、震度1以上の地震が毎日のように発生しているそうです。また、近年は異常気象の影響もあり、大雨に起因する斜面崩壊、地滑りなど 自然災害の対策は急務と言えるでしょう。
当社は、これらに対し3つの技術的なソリューションを提供します。崩落監視、データ収集・解析、震度計測によって自然現象の「見える化」に取り組み、防災・減災に貢献しています。
画像:本社で記録した震度4の地震
当社の製品は、電源のない屋外にも設置されています。とりわけ、火山観測装置は山の斜面や火口付近に設置されるため、電源の確保、通信環境、設置にも工夫が必要です。さまざまな状況を考慮して開発会議が行われます。
「そんなところ、危険じゃないですか?」
火山の周囲には民家があり、人々の生活があります。定期観測することで噴火の予兆を感知できれば、万一の被害は最小限にとどめられます。社会の安心に貢献する意義ある分野です。
技術職が正社員の半数以上を占める当社。お客さまのご要望にお応えできる高い技術力、対応力が自慢です。お客さま目線を大切に、満足していただける商品を提供し、社会に貢献していきます。
人事の趣味で収めた南港風景